配信ライブって結局どうなの

新型のアレでありとあらゆるライブがなくなって以降、トークライブ配信、無観客ライブ、オンラインサイン会などを見ていて感じたこと。備忘録として書いておきます。

 

【よいところ】

・わざわざライブ会場に行かなくていい

 ライブに行くとなると、服を選んで化粧をして、会場に行って、入場整列をして、開演時間まで待って……と、とにかく時間がかかる。遠征するとなると、2時間のライブを見るために6時間ぐらいバスに乗るとかザラにある。

配信は家で見られるのでそのストレスがないし、地方に住んでいる人であれば交通費や宿泊代などの金銭的な負担も減らせる。

 

アーカイブが残る

 時間の都合が合わなくてリアタイで見られなかったり、あとから見返したくなったりしたときにかなり嬉しい。アーカイブ残さない配信もあるけど…。

 

・そんなにお金がかからない

前述のとおり交通費や宿泊代がかからない。無料配信も多いし、有料だとしても普通のライブよりはチケット代は安く設定されていることが多い。ドリンク代もいらないし。そのぶんグッズ通販や投げ銭にお金を使える。

 

・友達やフォロワーさんの感想が見られる。

 コメント欄やツイッターなど、みんなでライブを見ているという実感が持てて楽しい。友達が推しに狂っている様子がリアルタイムで見られる。

 

【よくないところ】

・現場に行くほうが楽しい

 どんなにすばらしい映像でも、実際に会場で見るライブの感動には敵わないと思う。トークイベントに関しても、やっぱり、周りのお客さんの反応が聞こえたほうが楽しい。

 

・オタクに会えない

 友達と一緒にライブを見たり、終演後に居酒屋やファミレスに行ってだらだら喋ったり、そういうことができない。

 友達といえるほど面識のある人がいなかったとしても、同じ趣味の人間が集まっているというだけで 普段の日常生活にはない安心感や居心地の良さを味わえると思うし、私はそういう部分も含めて「ライブに行く」という行為が好きだった。

 

・グッズ、通販で買う気になれない

 私はわりと「ライブの思い出!」という気持ちでグッズを買うタイプで、どんなにダサいグッズでも買うこと自体が楽しかったし、新しいグッズがなくてもライブのたびにランチェキを買っていた。ただグッズやチェキだけが届くのは、わりと虚無だな〜と思う。

 

・配信の告知、ギリギリになりがち

 シフト制で働いている人間なので、ギリギリに告知を出されてもシフトの変更が出来ない。もっと早く告知してくれたらリアタイできたのに…と悔しくなる。

 

アーカイブは結局見ない

 忘れちゃうよね〜。

 

・嫌いな人のコメント見たくない

 ツイッターで相互ブロックの人とか、いわゆる厄介オタクとか、支離滅裂なコメントを連投する人とか、正直視界に入れたくない。配信サービスによっては特定ユーザーをブロックする機能がなかったり、コメント欄自体を非表示にしたとしても 推しがその人のコメントを読み上げたりするので結構もやもやする。

 

・下手なコメントしたら叩かれそう

 ジャンルの規模やファンの性質によっても違うだろうけれど、変なこと書いたらあとで掲示板とかに晒されそうだな〜と思う。

私の場合、コメント送らずにROM専になったり、自分だということがバレないようにハンドルネームや文体を普段と変えたり、悪目立ちしないように当たり障りのないことばかり書いたり、というように窮屈になってしまった(正直こんなに気をつかう必要はないとは思う)。友達と喋ってるときだったら好き勝手に感想言えるんだけどなあ。

 

【そのほか思ったこと】

・普段から配信メインで活動している人はすごい

 歌い手さんやVtuberさんなど、もともと配信を中心に据えた活動をされている人はやっぱり配信がうまいんだな…と感じた。読み上げるコメントの取捨選択とかタイミングの作り方とかも上手だし、その上で自分の話したいことを話して視聴者を楽しませることができるのは本当にすごい。

 バンドマンやアイドルはライブを盛り上げるのは上手だけれど、その技術が画面越しでも活かせるかというと そうでもないのかもしれない。

 

・でもやっぱり配信をしてくれる推しには感謝

 ライブができない状況でもファンを楽しませようとしてくれるのはとてもありがたいことだなと思っている。いつからライブが再開できるかは分からないけれど、しばらくは不満を持ちながらも配信見て待っているしかないんだろうな〜。はやくライブハウスに行けるようになりますように。

 

・それまで推しへのモチベがなくならないといいね………。